やってしまった3

毎回そうではあるが、最初は少額のつもりであった。だが結局負けが続くと止められなくなる。そして、別にとっておいたお金をおろしに行く。
 ただし、この時々の心境は、狂ったようにアクセルを踏み続けるというか何をしてもアクセルが止まってくれないというわけではない。

 ストップとは行かずとも確実に減速はしている時はあるのだ。追加で下ろしに行く時も止めきれなくてもブレーキを押している自分がいるのだ。あるいは赤信号で停止している時も存在するのだ。その際意志の弱さや性格上の不安から再出発してしまう。

 自分はいわゆる救いようのない人間で非常に重度のギャンブル依存症者であるのは疑いようのない事実ではあるが、止めようとしてる時間、ストップしている時間があるという事は救いようのある人間であるという事だ。意志をしっかり持てば止められるかもしれないのだ。

 だが、かもではダメなのだ。今回複勝を買ったつつもりが単勝を買ってはずしてしまったり、とったと思ったレースが結果的に鼻差で競り負けてしまったり、自分の予期せぬイレギュラーが多々起こった。単純に気が落ちていて流れが悪いというのもあるが、内心カッとなり意志で止められる難易度が上がってしまう。つまり強い意志を持っても止められないという事象が発生する。

 では、どうするか?

 救いようのある心を持っているならば、最初からその心で手を出さなければ良い。それが唯一私に残された道なのだ。

 改めて言う。

金額の高い安いは関係ない。

手を出すな。さすれば道開かれん。
 

やってしまった2

結論からいうと今回もやってしまった。そして、流れは最悪に近く約3万3千円もの持金を全て溶かした。9日間やらなかった良い流れをもってしてもだ。

ただし、準備をしておけば結果は変えられる精神状態にあった筈だ。

だからこそ今回事前に準備をしておくべき必要がいくつかあった。来月以降の自分の為にも記しておこう。ついでに今回準備に至れなかった言い訳という名の要因も記載しておこう。

1、日曜日に仕事を入れておく。
#今回お盆という事もあり、仕事が取れなかった。ただし、今は持ち金が少ない事もあり、日払い、週払い限定で探した事も原因の一つである。また、体調を崩す事を恐れて弱気になっていた事も要因だ。その翌日を休みにする等工夫をしよう。

2、ネットカフェに泊まらない。
#今回お盆という事もあり、カプセルの値段が大幅に上がってしまった為ネットカフェを選択したが、結果的に次の給料受取日までは足りた。とりあえず、落ちついた家を見つけるまでは変にけちらず自分の状態にふさわしい場所を選ぶべし。また、ネットカフェは自分が競馬をする上で大事なオッズ情報、新聞、レース閲覧等競馬をやる要因が満載。ベストな睡眠が出来ない点も含め毒だと思え。

3、お金を遠くへおく。
#今回お盆休みという事もあり、多めに一週間にかかる費用を算出をしてしまった。その為不安が募り、給料を2日分多めにもらいに行ってしまった。結果予想外に手元にお金が残り、ちょっとぐらい良いだろうと心が大きくなってしまった。一番問題なのは家を借りれる場合に必要だった初期費用15000円にも手を出してしまった事。打ち上げに参加する際人に預けるなり対処が必要である。

4、気引き締めろ。
#上記は予防策だが、一番大切なのはやはり心構え。今回9日間の禁断は心に残ってはいたが、予定より多く残った持ち金の為、また、2週間頑張ったし少しぐらい良いだろうという心のおごり、脇の締めを弛くした事、ある理由から最後に一回だけやって一攫千金を狙ってやろうという心の甘えからやってしまった。
 あなたは尋常じゃないギャンブル依存症、少しもクソもない。一円でもやったら同じ。止まらない、やめられない。カッパえびせん。少しだけなら良いという甘い傲りを捨てよ。今自分をいかに虚しくさせているかを認識せよ。私に大きなお金は必要ない。必要ないのだよ。日々生活出来る金額だけ確保せよ。

少しでもやってしまったら自分、周りを不安にさせ裏切る事を脇を締めて認識せよ!

やってしまった。

8月12日。2週間ぶりの休みである。ただ、日曜日は休みにはしたくなかった。そう、競馬があるからだ。

 ちょうどギャンブルを控えて10日目、いい感じに気を締めていられたのだが、同時に衝動というか誘惑が頭の中に入っているのも理解していた。

 土曜日は毎月関わって来た仕事の最終日である。
 一応リーダーポジションにいる事、短期間の仕事の為関わるスタッフさんが毎回変わる事、毎月ルールが変わって行く事等から、仕事はそこまで大変ではないものの終わる頃にはいつも意外に疲れている。
 そして、毎回打ち上げがある。楽しいのだが、お腹を痛めやすい私は疲れている事もあり、大抵翌日は腹を壊す。つまり、肉体的にも精神的にも゙気゙を相当落とす。同時に妙な興奮状態を保ったまま気を抜いてしまう。

 そういう状態の時ギャンブルは入って来る。疲れてても眠れないし、まあ、頑張ったからいいかあ。となる。根本がギャンブル好きな為、絶好の自身への言い訳になるからだ。

 ただし、結果はというと前述の通り気が抜けている為大抵悪い流れになり、負ける。なんでも手を出そうとする依存症である。余計に負の連鎖は強くなる。

 たぶん、半年ぐらいはこの流れが続いている為
、毎回同時期に頭を嫌な予感がよぎる。

一週間

ギャンブルを止めてから一週間がたつ。
たった一週間かもしれないが、ギャンブル依存を心に潜ませている私にとってはされどである。

昨日は仕事がえりにスシローに寄ってしまい、1日の食費だけで2000円以上も使ってしまった。
宿泊費やないかあ!と突っ込んでしまったが、これでいいんだよなと信じる事にした。

気を引き締めて行きましょう。